ドラマ「燕は戻ってこない」

なるべく重いテーマのドラマは観ないようにしています
でも、これは結局最後まで観てしまいました

放送予定 - 燕は戻ってこない
「燕は戻ってこない」の今後の放送(再放送を含む)予定一覧です。

 

偶然見かけたので途中からなのですが
目をそらすことが出来ませんでした

派遣社員として暮らすリキ(石橋静河)は悩んでいる。職場の同僚から「卵子提供」をして金を稼ごうと誘われたのだ。生殖医療エージェント「プランテ」で面談を受けるリキ。
そこで持ち掛けられたのは「卵子提供」ではなく「代理出産」だった。
元バレエダンサーの草桶基(稲垣吾郎)とその妻、悠子(内田有紀)が、高額の謝礼と引き換えに二人の子を産んでくれる「代理母」を探していた―。

NHK 燕は戻ってこない

卵子提供、代理出産、
東京で経済的に苦しい生活をしている主人公
裕福だが子供を授からない夫婦
出産を「プロジェクト」と割り切る登場人物に
違和感や嫌悪感を抱きつつ
結局最後まで観てしまいました

  

誰一人として感情移入できないんだけど
なぜかラストだけは自然と涙があふれて止まりませんでした

 

命を生み出す営みは
主人公が想像していた以上に重く厳しいものでした
そして出産という大仕事を終え、
また自分でも思いもしない感情が生まれてきて・・・・

ラストの主人公リキの表情が素敵でした
覚悟を決め自分の人生を歩くんだという気持ちが伝わりました
石橋静河さんが素敵でした

  

人間は機械じゃない
心も感情もあるし
出産すれば体もそれ相応のダメージがある

  

出産したばかりの娘と
出産を控えた娘がいるので
より感情移入しました(ラストだけですけど)

  

時には考えさせられる作品もいいな
そう思って原作を調べたら桐野夏生さんでした

若いころよく読んだ作家さん
後味は悪いけど、なぜか読んでしまう
そしていろいろ考えさせられるのです

近いうちに読みたいな・・・・



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