定年退職まで2か月になりました

いよいよ定年退職日まで残りわずかとなりました

小企業、就業規則のリアル

社員数6人、経営者を含めても合計8人の小さな個人企業です
いちおう就業規則はあるけれど
そもそも従業員数10人以下なので法的な決まりはありません
なので当然いまある就業規則を労働基準監督署に届け出ていません

じゃあなぜ就業規則があるのかというと
経営者が当然あるものという認識だからです
経営者親子は法律関係に疎いのです

そういう感じなので
社労士さんに作ってもらった就業規則は会社の実情に合っているわけではなく
しかも、その時々、経営者の思い付きや感情でころころ変わるので
結局、意味のない就業規則なんです

小企業ってこんなもんなんでしょうかね~

小企業の定年退職は?

会社は創業22年
私は創業間もなく入社したので勤続21年です

いちおう「なんちゃって就業規則」には定年退職の記載があって
・定年は61歳の誕生日
・退職金規定あり 少額ですけど計算式もあります
・継続雇用制度あり 詳細の記載はなく1年ごとの更新で65歳まで
          その後は労使間で合意すれば継続雇用あり

ただ、この決まりが施行されたことはありません
私ともう一人が定年退職第1号だからなんです

会社は退職金共済に加入しているので
退職金の半分以上はここから出るようです
残りはいただけるのかどうか・・・・
最近の過去最悪の業績悪化なので、なんだかんだいってもらえない可能性があります
それとも支払いを延ばされるかもしれません

就業規則は正式なものじゃないから
正式に訴えることも難しそうです

大企業と違って小企業は経営者の気持ちひとつで
決まってしまうので、悲しいです

今、考えられることを整理しておく

とりあえず、自分の希望も含めて頭の中を整理してみました

1.退職金をきちんといただく
2.継続雇用希望 その場合待遇を確認する
    お給料は下がると思いますが仕方ないかな
    こういった給付もあるので(高齢者雇用継続給付)
    下がるなら中途半端に下がるより75%を超えた方がいいかも

令和7年4月1日から高年齢雇用継続給付の支給率を変更します
令和7年4月1日から高年齢雇用継続給付の支給率を変更します

3.高齢者雇用機会均等法があるので、継続雇用出来ない場合は理由を提示してもらう
    いちおう「なんちゃって就業規則」も役に立つかもしれないので
    コピーしてあります
    いくらなんちゃってでも、この規則でこれまでやってきた経緯がある場合は
    認められる可能性もあるかもしれないので・・・

4.話し合いの時はメモを取り、場合によってはボイスレコーダー利用

やりすぎ感がありますかね?
でも3年ほど前から変なコンサルタントが入ってきていて
その人が来てから会社は右肩下がり急降下!!!
それでも教祖みたいにそのコンサルタントを慕っている経営者なのです

なので一応自分で出来る範囲で考えておこうと思っています

「自分でコントロール出来ない事で悩まない」と決めた

結局、大企業のようにしっかりした就業規則があるわけじゃなく
会社の業績も過去最悪の状況で
私の希望通りになるとは到底思えません

会社自体も今後どうなるか
V字回復はまず無理で
まああちこちから借金を借りまくれば
会社存続するかもしれません

会社って不思議なもので
借金を借りまくって10年くらい継続して
結局倒産したり廃業したりした会社は
たくさんあります
結局個人経営者はなかなか事業を締めくくることは出来ないのでしょうね

最近、後継者不足なので
企業の体力があるうちに
黒字のうちに廃業する会社があるそうですが
そういう決断をする経営者は
冷静で先を見通す力
そして今いる従業員への思いがあるように思います

というわけで、我が社の経営者親子に経営判断は難しいと思います
なので私の処遇についても
そのコンサルタントのいいなりになると思います

今までやるせない残念な思いがたくさんありましたが
もう諦めました!

自分でコントロール出来ないことで悩まない
と決めました

残り少ない会社員生活を味わう

泣いても笑ってもあと2か月

悪い方を考えておいた方が
後で気がラクなので
退職する方向性で日々過ごしています

前職20年、今の職場で21年
あわせて41年
長い会社員生活でした

転職はパート勤務になるでしょう
そう思うと自分のデスクでの仕事が愛おしくなります

今の私のデスク
こうやって自分の机で仕事する日々を味わおうと思います

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