久しぶりに夫と映画鑑賞しました
珍しく好みが一致した作品
それだけが、僕の世界

家も仕事もない元プロボクサーのジョハは、17年前に別れた母と偶然再会し、異父弟ジンテもいる家で暮らし始めた。サヴァン症候群のジンテは、一度聴いただけの曲をピアノで演奏できる天才だった。ジョハはジンテが尊敬する女性ピアニストに会わせようとするのだが…
イ・ビョンホン主演
シュッとしたイケメンイ・ビョンホンが
冴えない落ちぶれたボクサー役を熱演しています
もうね、いつものイケメンっぷりはどこへやら?
彼がジョハそのもので、どんどん物語の世界に入っていきました
外国映画って役者さんの普段の姿をあまり知らないから
映画の世界に入っていきやすいのかもしれませんね
お母さんの切ない思いに胸が熱くなりました
そしてジョハも弟ジンテも、そして女性ピアニストも
若者が成長していく過程が素敵でした
観終わった後に清々しくて温かい気持ちになれる映画でした
夫婦で一緒に観れる映画のジャンルを探してみて
普段はバイオレンス、戦争、任侠、みたいなのが好みの夫
私はラブコメ、ゆるい感じのドラマ系、ミステリー、サスペンスが好み
なかなか合うモノはありませんが
時々、意見が合って感動を共有し合えると
それはそれで嬉しいものです
夫と私が気に入っている映画をいくつか紹介します
ショーシャンクの空に
名作中の名作ですね
夫と年に1回は観ているかもしれません
殺人の罪で収容されたアンディは本と音楽を好む静かな男性
彼は本当に罪を犯したのか?

このほかスティーブン・キング作品では
「グリーンマイル」とか好きですね~」
グリーン・ブック
これもお気に入り
時々見返しています

腕っぷしの強さでナイトクラブで働く白人のトニーと
インテリなピアニストの黒人ドクター・シャーリー
人種差別の激しいアメリカ南部でのコンサートのドライバーとして
トニーが雇われることになって・・・・
お互いのおかれた状況がだんだんわかってきて
ふたりの距離がだんだん近づいていく様子が
自然に描かれていて心にしみます
ライフ・イズ・ビューティフル
これも言わずもがな^^;ですね
第二次世界大戦のユダヤ人迫害が描かれています
主人公グイドは明るくひょうきんな男性
人を楽しませることが大好き
ユダヤ人である彼と彼の息子は収容所に連行されてしまう
幼い息子に悲しい思いをさせないように
絶望させないように
グイドは大芝居をはじめます
「これはゲームだよ! ポイントをためればお家に帰れるよ!」
命をかけた大芝居に泣けてきます

過酷な労働でクタクタでも
息子のために演じ続けるグイドの姿に
胸が締め付けられます
命がけで息子を守るかっこいい男!
見た目は全然イケメンじゃないけれど
こんな姿に感動してしまいます
戦争関連だと
シンドラーのリストもよく観ます
共通な作品を探して、夫婦で映画鑑賞
そもそも男性と女性
好みはおのずと違います
普段は各々好きな作品を自由に観るスタンス
お互いに邪魔はしないお約束です
でも時には一緒に観れる作品を探すのも楽しいです
観終わった後に作品についておしゃべりするのも楽しいものです
60代、これから夫婦の時間が長くなります
時には意識的に一緒に楽しめる時間をつくるのも大切なのかもしれませんね