夫のダブル不倫はあっけなく終わりました
不倫といっても再会してからは話し相手なので
正確には「不倫」とは言わないらしいが・・・・
彼女の娘が激怒したことがキッカケで夫の関係が終わりました
夫は心底、ほっとしたようでした
唯一私に知られたことがとても残念で
私を2度も深く傷つけたことを後悔していました
本当にごめん・・・
あの言葉に嘘はないと信じたい
しかし、こうして時がたつと
彼女の本心はどうだったのだろう?と疑問が残る
再会した時から夫は
「家庭を捨てる気はないかから、もう会えない」
と言っていたそう
しかし彼女は
「話を聞くだけでもいいから会ってほしい
私は病気もあり、
定年退職した夫が家にいて息が詰まる
その夫は脳梗塞で少しの麻痺がのこるが生活に支障はない
しかし働きもせず、ブラブラしている夫を見るとやりきれない
夫といるのが嫌なので働きにいっているのだという」
この話で夫は彼女を哀れに思い
ずるずると長く薄いつきあいが続いたのだ
少し前に旦那さんと無事離婚した彼女
彼女はフリーの身となった
娘に当然、不倫していた私の夫と結婚するものだと思っていたらしい
当然夫は私と離婚して
自分の母親と再婚すべきだと思って
先日夜更けに我が家にやってきたのだ
しかし、彼女の思いはどうだったのか?
跡取り娘の彼女はそれなりの資産がある
夫と再婚した場合
もし自分が先立つことになれば
半分は再婚した夫のものになってしまう
彼女は持病があり
夫は今のところ健康で4歳年下
確率的に夫の方が生き残る可能性が高い
彼女には息子と娘がいるので
それは望まなかったのではないか?
再婚は簡単ではなく
現在、娘は嫁いでいるが
息子と2人暮らしの彼女は
そこに夫を招き入れる覚悟があったとは思えない
私の推測だが、
彼女は夫との関係を続けたかったのではないか?
晴れて離婚してフリーになった彼女は
旦那のストレスからも解放されて
64歳で病気があるし、資産があるなら
仕事を辞めたっていい
そして、これからは夫との不倫を復活させて
楽しいひと時を過ごしたかったのではないかと思う
時にはデートをしたり、
悩みを聞いてもらったり
話し相手になってもらったりしながら
夫婦のような関係になりたかったのではないかと思う
彼女にとっては、再婚するよりも
不倫相手として継続したほうがメリットがあるように思える
デメリットは妻である私の存在が邪魔だけ・・・
しかし、娘に責められて反論できなかったのだろう
学生の時から母親の不倫に気づいていたであろう娘
それなりに母娘の葛藤はあったはずだ
それ故のなりゆきなのだろう
彼女の思いはかなわなかった
夫に彼女とのつきあいを聞くと
常に自分の事ばかり
心配事や相談事は
次から次へと湧き出てきて終わりがない
感情起伏が激しく
思い通りにならないと荒れ狂って手が付けられない
会っているときも
ほとんど自分の話はしたことがないと・・・
ちょっと吹き出してしまったけどね
感情起伏が激しいのは夫よ、君だよ!
と心の中で笑えた
たぶん、これで彼女の事は終わると思う
夫も長い間苦しんだ
少しの憐れみと同情で
まさかこんなに長い間彼女に縛られるとは思ってもみなかったという
別れられなくて9年間
夫なりに彼女から離れる努力をしていたようだ
心が軽くなった
助かった・・・・
夫はぽつりとそういった