朝ドラを観ています
会社員なので録画したのを夜観るので夜ドラかしら?
日本史上初めて法曹の世界に飛び込んだ、一人の女性の実話に基づくオリジナルストーリー。困難な時代に立ち向かい、道なき道を切り開いてきた法曹たちの情熱あふれる姿を描く。
NEK連続テレビ小説「虎に翼」より
主演は伊藤沙莉さん
時代は大正から昭和、今ちょうど第二次世界大戦に入ったところです
朝ドラではこの時代の女性が描かれることが多く
そのたびに心を動かされます
貧富の差や、男女の差、
戦争による悲惨な環境・・・・
全てが現在と違い過ぎて
いつ見ても胸が締め付けられます
でも決して目をそらしてはいけないし
ドラマを通してこういう過去の現実を忘れないようにしてくれるのは
とても良いことだと思う
過去があって今があるのだから・・・
それにしても、この時代本当に貧富の差が大きいと驚いてしまう
寅子の同級生の米さんは、姉が身売りされて女郎となり
自身も親に売られそうになった過去を持つ
この時代は珍しいことではなかったようです
「おしん」を思い出しました
東北の貧困がリアルに描かれていて
見ていてつらかったです
そんな中、時代に立ち向かい強い気持ちで生きていく「おしん」に勇気づけられました
「おしん」って幼少期の大根飯のエピソードが有名だけど
そのあとの田中裕子演じる「おしん」の力強さ、粘り強さはすごいと思う
そして、全編に流れている戦争への憤りを強く感じます
今回の朝ドラの主人公寅子は大正3年(1914年)生まれ
おしんは明治34年(1901年)生まれ
大体ひとまわり年齢差があります
それでも先日観た回で寅子がお母さんに
「クッキーの作り方を教えてください」
と行ったのを聞いて
やっぱり貧富の差が大きいなと痛感しました
おしんを思い出してしまって・・・・
戦争の頃はおしんは30代後半だけど
懸命に働き続け少し生活も安定したころだったかな?
でもふるさとのお兄さんたちは相変わらず貧しそうでしたから・・・
現在は当時とはまた違った形での格差があるのだと思います
それは時代によって違う
そしてどんな時代でも変わらないものもある
人と人との関わりだったり、親子関係だったり
女性の社会進出や子育てや家事など
朝ドラを観ていると
今の自分の暮らしを見つめなおすきっかけや
ちょっとしたヒントがあるのです
「虎に翼」これからも楽しみです^^