今の会社、来年で勤続20年になります
前の会社も20年
転職は1回のみで少ない方ですかね
ずっとフルタイム正社員を続けています
前職は大手企業の地方工場
今は社員6人の小企業です
両極端な規模の会社を経験できて
それなりに楽しい会社員生活でした
（今も継続中ですけど＾＾；）
大企業の良いところ
・お給料やボーナスが安定している
労働組合があるので突然の減給やボーナスカットがない
・福利厚生が充実している
産休、育休、傷病休暇や介護休暇と豊富
周りが利用しているので利用しやすい
・定期人事異動があるから人間関係が固定化しない
上司や同僚とうまくいかなくても、
定期的な人事異動があるから、
ほどほどにやりすごしたり、我慢していれば
いずれはお別れできる
小企業の良いところ
・お給料やボーナスは安定していないものの
業績がUPすれば、直接給与やボーナスに反映あり
この辺は経営者によりますが・・・
・勤務に融通が利く場合がある
小人数なので、急な用事に柔軟に対応してもらえる場合がある
お通やお葬式、通院、家族の介護や通院など
少しの外出ならOKという場がある
・相性がよければアットホームな雰囲気で仕事できる
・仕事にやりがいを感じられる
大企業のような歯車のひとつではなく、自主的に仕事にやりがいを感じられる
・隣の芝生が気にならない ここ意外と重要でした
なぜなら人が少ないから
周りの同世代の暮らしや見た目がほとんど目に入らなかったことも助かりました
大企業だと、多くの人がいるので
他人の暮らしぶりが透けて見えるので、経済的に困窮しているときはつらかったです
きれいにおしゃれしている人や
長期休暇のたびに旅行に行く人、
マイホームを少しのローンで建てた人や
親からたくさんの援助を受けた人・・・・
そんなことが嫌でも目に入ってきて、
知らず知らずにイライラしたりしてました
小さい会社だと自然と自分に集中できました
こんな、おまけの良いこともラッキーでした
私が勤務している小企業の事例
会社創成期10年 経営者も社員も一丸となって業績がぐんぐん上昇
大企業から小企業に転職して最初の10年ぐらいは
小さい会社もいいななんて思っていました
立ち上げたばかりの会社で、
社員全員での手作り感あふれる社風
どんどん業績がUPしてお給料もボーナスもぐんぐん上がりました^^
夫の会社が低迷していたのでとても助かりましたし、
何より、仕事が面白く、やりがいを感じていました
大成功したあとの10年 親族経営と外部コンサル多用で業績低迷
しかし、10年たったころから変わってきました
経営者ががらりと変わってしまったのです
それまで社員ひとりひとりが意見を出し合ってやってきた会社でしたが、
会社の経営面を親族経営と外部アドバイザーでやることになりました
社会経験の全くない息子（発達障害）を社長に迎え
社長は会長になり
外部の経営コンサルタントやアドバイザー、顧問などを次々と契約し、
社員を経営から遠ざけました
それが原因なのか、売上はダダ下がり、
外部への支払いで経費は膨らみ
その補填は社員の給与減額や賞与カットで補填しています
しょせん小企業社長は「おだて」が大好物
何のために、大きなリスクを背負ってまで企業したのか？
まずはお金儲けのためでしょう
ボランティアじゃないしね
あとはその事業をとおして、社会貢献できたら、とかありますよね
でも忘れてならないのは
自己顕示欲のため
これ、意外と大きいと気づきました
おそらく、私の会社の経営者は
「社長、社長！」
「会長、会長！」
「すごいですね~」
さすが～って、もみ手でおだててもらいたいタイプなのだと思います
きっと社長さんってそういうものなんでしょうね・・
会社は経営者のもの
変わり果てた会社に失望した時もありました
経営者がどこかで気づいてくれないかなっていう期待もありました
でもね
あたりまえですが会社は経営者のものなのです
業績低迷の現実も
重ねた借金も
全て経営者が責任を取らなくてはなりません
たとえ会社がたちゆかなくなり、倒産になったとしても
社員は何の責任を負いません
そう思うと、おだてにホイホイ乗って気持ちよくしている毎日も
自己責任なのだからしかたないかなとも思えます
もう少し、他人任せではなく、
自分たちがやる気になってくれればと、
やるせない失望感でいっぱいになることもありますが、
私も20年あまり勤めて
来年60歳で退職間近なので、まあいいかと思っています
まとめ
こうして振り返ってみると、
仕事には恵まれていたのかもしれません
大企業でも小企業でも、思いきり仕事をさせてもらった時期があります。
今の会社に入った頃は、家のローンや教育費、夫の会社の業績不振と
金銭的に苦しい時代だったので、
業績次第でお給料やボーナスをいただけたことで、
乗り切ることができました
小企業の柔軟な対応力が
我が家の経済を支えてもらったといっても過言ではありません
来年60歳なので、この先どのような働き方をするのか？
できるのかわかりませんが、
許される限りは現職を続けようと思っています。
