長男嫁の心得5つ。

あの時こうしていれば・・・
後悔ばかりの私です。
いまとなっては、後の祭り。
一部現在進行形の項目もありますが・・・
でも、どこかの長男嫁さまのお役に立てたらいいなと思って
まとめてみました。

自分に合った距離感を保つ

はじめましてのその日から、
夫の家族とのおついあいが始まります。

このお付き合い、今まで独身時代の人間関係とは
全く別物なのです。

まず、いきなり「家族」になるということ。
そして、この縁はずーっと続くということ。
夫と離婚しない限り、誰かがあの世に旅立つまで続くのです。

なので慎重に越したことはありません。

お付き合いの濃度や距離感は人それぞれ。
お互いにその辺があっていれば良いのですが、
ほとんどの場合、合いません。笑

家族になるんだから遠慮しないで
本当の家族のように何でも言いあって・・・・
そんな言葉に惑わされてはいけません。

所詮もともと他人。

思わぬところで、亀裂が入ってしまうことが
あるのです。

長い長いお付き合い。
必要以上に立ち入らない
気遣いや、やさしさが大切なんだと思います。

でも、もし、ぐいぐいとこちらに来る感じだったら?
自分が嫌じゃなければよいかもしれないけど、
しばらくして嫌だなと思ったときに、
一度明けた扉を閉めるのは気まずいもの。

なので、急接近は禁物です。
ゆっくり、ゆっくり、
関係性を築いてけばいいんじゃないかなと思います。

一度明けた扉が違うなと思ったら、
その時には勇気を出して変えてみる。

ゆっくり、微調整しながら
自分なりの適度な距離感を作っていくのが
大切なのだと思います。

同居はよくよく考えて

長男嫁になると、しばしば起こる「同居問題」
同居と言えど、完全同居、二世帯同居、同じ敷地内での新築など
さまざまな形があります。

マイホーム資金が浮くからラッキー!

なんて、気軽に決めてはいけません。
完全同居ではなくても、二世帯、敷地内・・・・
所詮、みんな似たようなものなのですよ。

50代の私が思う嫁姑問題なんて、今は無いよね~。
なんて思いきや??
ネット上にはたくさんの嫁姑問題がごろごろしております。

なので、この問題はいつの時代も同じなんだ!
と再認識した私です。

舅姑の性格やライフスタイルが
自分たち夫婦と共有できるものなのか?
実家が農業や自営業の場合は要注意。
最初は手伝いはしなくて良いと言っていても、
忙し時の空気感・・・。
私には耐えられませんでした(>_<)

そして、近所に夫のきょうだいがいるか?
このお付き合いも続くと結構大変ですよ。

そして、何より大切なのは
自分がどうしたいのか。
人生、すべて思い通りにするのは不可能です。
でも、たった一度の人生ですもの。
大切にしたい。

私は同居する家に貯金のほとんどを投入して、
住宅ローンを抱えてしまったので、
その後、同居が嫌だなって思ったときに
身動きできない状況になってしまいました。

なので、もし同居をされるなら、
それなりの保険があると良いのだと思います。
とりあえず、別居するだけのお守り貯金。

同居や同居にまつわる新築は
その後の人生に大きな影響を及ぼします。
くれぐれも、即断即決されませんように・・・

リセットすることを恐れない

舅姑にグイグイ押されて、
話しがあれよあれよという間に決まってしまい、
旦那さんは「大丈夫だよ、僕が君を助けるから。」
なんて言ってくれるし、
まあいいかな。大丈夫かな。
って決断して同居。

そうしたら、
不本意にも舅姑のペースになってしまった!!
毎日、何かしら嫌な事がある。

こんなはずでは・・・・

こんな状況。

あるんです!
人生だもの。
何が起こるかわからないし、
ぶっちゃけ、いくら考えても
やってみなくちゃ分からない事だってある。

私がそうでした。
軽いうつ状態で病院通いの日々。
同居が嫌で嫌でたまらなくて。
でも住宅ローンを抱えているし・・・
新築の家も手放したくない・・

でも、ある日、
ふたりの子供を連れて家を飛び出してしまいました。
もう限界だったんです。
私に大切なものだけ持って・・・・(娘ふたり)
(旦那さんは?^^;)

そこからはあとから旦那さんも出てきたり、
アパートを借りて別居して、
そのころはローンとアパート両方の支払いしていました。
それでも同居が嫌だったのです。

経済的にはとっても大変だったけど。
生き返ったようでした。

何が言いたいかっていうと、
人生やり直せるよってこと。
いつからでも!


自分が病気になるまで
嫁として耐える理由はありません。

自分の人生は自分のものなのですから。

自己責任の覚悟を持つ

今、思い返すと
嫁として悩んでいたころって
とこか自分も甘えがあったように思います。

自分なりに一生懸命に長男嫁をやっていたけど、
舅姑からすると見当違いだったのかもしれないし、
私的にはかなり頑張ったことでも、
姑小姑たちからすると、
大したことじゃなかったり。

こんなに頑張ってるんだから、
認めてくれるに違いない。
私の思い話せばわかってくれる。

なーんて、信じて疑わなかったのです。
でも、今ならわかります。

話しても分かり合えない人もいる。
物事の感じ方が全く違う人がいる。

という事実。

自分が真面目に頑張っていれば、きっといいことがある。
物語なんかでは、そういうことがあるかもしれない。
でも実生活では、甘いのです。
そして、思い通りにならない日々に、
愚痴ばっかり、不満ばっかりの私でした。

今ならこう考えます。
真面目に頑張ることは悪くない。素敵な事。
でもそれを舅姑小姑が認めるとは限らない。
自分は自分でほめて、
他人の評価は気にしない。
自分の幸せは自分でつかみ取らなければ!!
そんなしなやかな強さが必要なのだと気づきました。

幸せなんて大げさかもしれないけれど、
毎日を機嫌よく暮らせるように
プロデュースするのはやっぱり自分なんですよね。

堂々と毎日ご機嫌に生きていく強さ。
長男嫁はそんなしなやかな強さが必要なんだなって思います。

自分の人生の舵取りは自分でする。

こんな心意気が必要なんだと思います。

夫の愛を失わないように

かっこいいこと言ってるけど、
それでも、認めてもらいたい人はいます。
ほめてほめて~
ごろにゃーーん。
その人物は

夫です。

どんなことがあっても、
夫には見方でいてほしい。

そのためには、
できるだけ、舅姑小姑の悪口は言わないこと。

そうはいっても言ってますけど。笑
言わないって気持ちが大事。
だれだって、自分の家族を悪く言われるのは
良い気分じゃありません。
なので、言い方気を付けましょう。

そして、言わないって思っても
結構、言ってしまうものなので、
気を付けたいものです。

そして、夫の愛情を失わないように気を付けましょう。
いつも不平不満愚痴じゃ
夫もうんざりするしね。

私も過去そんな時代があり、
夫は飲みにばっかりいってました。
そんな反省から・・・ね。

できるだけ、夫婦は仲良く。
かわいい妻でいましょうね。
(時には演じてもよし、とします^^)

まとめ

全部私の失敗談です。
結局、長男嫁、同居嫁って、大変です。
でも人間的には器が大きくなるかもです。

ずっとフルタイムで働いていますが、
会社の人間関係とか、あまり気にしなくなりました。
あの時の舅姑よりまし・・・・と思えるしね。

あとは、もとも不器用な私ですが、
少しは人間関係、交渉術などは磨かれたかもしれません。
(自分評価ですので甘めです)

言えることはただ一つ。
自分のたった一度人生、大切にしてくださいね。
応援しています。
私も道半ば。
一緒にゆるーくいきましょう!


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