34年の時を経て。嫁姑はどうなった?

少し前ですが、
お彼岸に夫と姑と私で食事に行きました。

夫と私、58歳、姑90歳。
時は流れに流れて~34年。
私が嫁いできた時の姑の年齢と同じくらいになりました。
信じられない。
月日が流れるのは早いものです。

舅は5年前に亡くなりました。

こんな日が来るなんて、思ってもみなかったな。

適度な距離感で、適度に穏やかなおつきあい。

歳を重ねて、姑が穏やかになったのか、私が図太くなったのか?
定かではありませんが、
それなりにお付き合い出来る今日この頃なのです。

今年の秋に91歳になる姑。
これまでどおり、小姑ふたりが
入れ替わり立ち代わり訪問しております。

若いころ、同居しているときは
小姑たちが子供を連れて、しょっちゅう
家に入り浸っていることが苦痛でした。

だって、小姑たちがくると
舅姑の態度が大柄になるし、
みんなでスクラムくんで攻撃してくるし、
圧がすごかったからです。

でも、今となっては逆に助かってます。
ひとり暮らしの姑の、
病院やお買い物の送迎や身の回りの事、
いろいろなことを小姑たちが面倒みてくれるかです。

小姑たちも実家への訪問の目的が
少しずつ変化してるのでしょう。

昔は子育てのヘルプ的要素や
親に孫の顔を見せるとか、
農作業を手伝うとか、
そんな目的でしたが、

今では
姑のお世話とか
小姑たちの家族の愚痴大会。
(主に小姑の夫みたいですけど)

ああ。
あの時、別居して本当に良かった。

前後の確執は
もう二度と味わいたくないくらい、
身も心もボロボロになったけど、
あの時思い切って良かったと、
心底思います。

時が解決することもあるんだな。
とつくづく思います。

でも、もし、今でも確執が続いていたら?
と自分に問いかけてみても
やっぱり、今がいいって思います。

夫と姑はお刺身定食。

図々しい嫁はひとりでうなぎ^^
遠慮せず、食べたいものを食べます。
おいしい!

それでも油断は禁物!年はとっても姑は姑!

年を取った姑だけど、
年をとったからといって、性格が変わるわけではありません。笑

苦労自慢は天下一品。
自分や小姑たちがこれまでどんなに大変だったか
話すのが大好き。
耳にタコができるほど聞いた苦労話を繰り返します。

まともに聞くと疲れるので、適当に流してます。^^
どの話も特別な苦労じゃないんだけどね~。
このまともに聞かない、流しのテクニック、
習得するのに時間がかかりました^^

あと、私の持ち物について質問攻め。
特に値段!
これいくら?これいくら?ってうるさいのなんの!!
高いんでしょ?
お金があっていーね。
私なんてしまむらばかりだよ。
とかね。

なので、これは500円、これは800円。
って感じで押し切ってます。

全体的に適当にあしらう。
嘘も方便っていうしね。
適度な距離感、死守しております。

この、適当にあしらうてのが、
若いころは苦手でした。
50代でやっと、出来るようになったみたいです。

私が図太くなって、姑がパワーダウンしたらか
できるのでしょうかね~。

元気な90歳に「ありがたい」と思う。

大きな病気もせず、元気な姑。
しっかりひとり暮らしをしております。
加齢による足腰は弱っているものの、
大したものです。

なんだかんだいっても、そこは尊敬します。

そして今となっては
元気でいてくれるだけでありがたい
って思えるようになりました。

介護が必要になれば
私たちも、今まで通りではいられなくなるでしょう。
なので、今のところ
この現状をありがたく受け入れようと思います。

ハッピーエンドじゃない。これからに備えて思うこと。

これから介護が必要になるときがくるかもしれません。
姑が亡くなればお葬式や遺産相続など
もめることがあるかもしれません。

でも、そういう場面になったとしても
自分の出来る事、出来ない事。
言わなくちゃいけない事は
きちんと伝えられたらと思っています。

その時、小姑たちが受けれようが受け入れまいが、
それは相手が決める事。

毅然として、堂々としていきたいと思います。

私の長男嫁の道は、まだ続きます。




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