嫁姑の間では、愛情をもって努力してもどうにもならないことがあります。
それが「相性」
同じ場面に出会っても、当然ですが感じ方や対応はひとそれぞれ。
特に同居となると、
「えー?信じられない!」
「なんで?」
と感じることが、とっても多いのです。
人間って、似たもの同士で気が合う人とか、
逆に性格が正反対けど、不思議と気が合う人っていますよね?
これが相性なのだと思います。
<例1>友人A、フルタイムで働くワーキングマザー。子供3人。夫。
舅姑と完全同居。舅姑関係は良好
嫁:「来年から、たかし(末のムスコ:仮名)が小学校なんだけど、
1年生は早く帰ってくるから家にだれもいなくてどうしよう。
上の2人は下の子供の育児休職で私が家にいたけれど・・・・」
姑:「私もお店があるしね。そうだ!上の子供の少年野球に入れれば?」
嫁:「でも、少年野球は3年生からですよねー。」
姑:「おにいちゃんが入っているから聞いてみたら?
部員もたくさんほしいみたいだし。」
嫁:「そうですね。たかしも野球好きですし!
おかあさん、いいアイデアですねー(笑)」
結局、末の息子さんを少年野球へ入れて、職場復帰を果たしました。
この会話を聞いて、あなたらどう思いますか?
①お店があるっていったって、少しは協力してほしい。冷たいな。
②少年野球を託児所みたいに使うなんて非常識。
③周りの目が気になるからいやだな。
等、さまざまな否定的意見があるかもしれません。
けれど、友人Aはこれを「いいアイデア!」と絶賛して、それを取り入れました。
これって、「相性」以外のなにものでもないと思うのです
<例2>姑が洗濯物をたたんでくれた
①助かるわー♪
②迷惑!自分の洗濯物を他人にさわられたくない。
③助かるけどやってくれたあとで嫌味をいわれていやだ
<例3>子供(孫)のめんどうをみてくれたり、遊んでくれた
①その分自分の時間がもててラッキー!
②子供をとられたような気がして、いやだ。
③子供に勝手におやつなどあげたり、わがままにさせるので迷惑。
どうでしょうか?日常生活のよくある場面ですよね
要は相手の行動に対して直感的、生理的に嫌悪感を持つか持たないか?ということなんです。
嫁舅姑関係には「相性」の部分が大きい!
ということ。
どうしようもないことだけに、合わないとツライけど、
自分の努力がたりないからだ!
などと自分を責める事は避るべきです。(過去の私です。)
相性が良かったらラッキー!
そんなことはめったにありませんからね。
相性が悪いかも?と思ったら。
・・・それが普通なんですよ~
特にこだわらずに、こんなもんさとサッサと割り切ったほうがよさそうです。