ち:地域の人

我が家は農村地帯。
代々との土地に住んでいる人が多いので、
周りはみんな知っている間柄。
その密度の濃い地域性がとても嫌で、息苦しいのですが、
反面良いところもあります。

それは、舅の性格(酒乱で自己中)や、
小姑たちの事(小姑の性格の強さや、実家いりびたり)も
近所の人たちがよく知っている、という事です。

舅姑小姑に囲まれ、ツライなと思う時
思いがけずにご近所さんからエールを送られることがあります。

「いろいろ大変みたいだけど、頑張ってね!
ふたばさんの舅さんの事は、周りはみんな知ってるからね。」

などと、さらりと言われ、胸がじーんと熱くなりました。
なんだかね。自分ひとりじゃないんだな。
見ている人は見ていてくれる。
だからどうというわけじゃないけど、
たったそれだけの事でも、とても心を強くもてました。

ある時は、長男嫁の諸先輩方(10歳くらい年上の方たち)が
食事会に誘ってっくれたことも。

ご近所同士なので、家の細かい愚痴はタブー
(どこでどのように話が伝わるかわからない)
というのは暗黙の了解で・・・・
全くないわけじゃないけど、そこはみなさんわきまえているようでした。
そして、楽しくおいしいものを食べて笑って・・・
そんな時間が大切ですよね。
ストレスで孤独になっていた私は、何度も元気をもらいました。

何事も一長一短。

あなたの地域も、探してみれば良いところが見えてくるかもしれません。

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