先日の娘の結婚相手の実家訪問で思うことがありました。
それは「小姑」という存在がいなかったことなのです。
娘婿は男系家族
娘婿は兄がひとりいて、ふたり兄弟。
娘婿の母には兄や弟はいるけど、姉妹はいません。
そして、娘婿の父は、
子供のいない親戚の家、
つまり今の家を継いだ人。
なので、兄と妹がいますが、妹さんの実家ではないんですよね~。
このへんはややこしいのでスルーしてくださいね。笑
要するに、家に頻繁に出入りしたり、
外野から意見する小姑の存在がないのです。
なので、完全に男系家族。
女系家族の我が家
我が家はその逆なのです。
夫には姉ふたり。
舅は姉ふたりと妹ひとり。
姑は7人きょうだいのうち5人女性。
まさに小姑だらけ!
完全に女系家族。
小姑一人は鬼千匹に向かう
「小姑一人は鬼千匹に向かう」ということわざ
聞いたことがありますか?
私は「小姑鬼千匹」って短い言葉で知っていました。
意味は 嫁の立場になれば、小姑は鬼千匹に相当するほど厄介で手強い存在である。
という意味です。
ほんとその通り!
舅姑より手ごわいですよ。
その小姑が近くに住んでいて、
家に頻繁に出入りすると言ったら!
すごい威力です。
小姑ふたり 我が家の場合
夫の姉ふたりは、子育て中は専業主婦だったため、
毎日のように実家訪問。
日中の家の中は、
舅姑、(小姑+子供ふたり)×2 =計8人
この状態で過ごしていれば、
自然と話しのネタは決まってきます。
小姑ふたりは
嫁ぎ先の舅姑や夫の不平不満と愚痴。
舅姑は同居嫁である私の不平不満と愚痴。
・・・・だと思われる。
思い過ごし?
いえいえ、私が仕事から帰宅すると、そのネタを聞かされるんですから、
間違いありません。^^;
やれ、娘は大変だ。苦労してる。かわいそう。
あんたはいーねー。
子どもを保育園預けて、会社行ってラク出来て・・・???
なんかよくわからない理屈だけど、
要するに娘は大変かわいそう、
嫁は会社の仕事はラクして、
子どもは保育園でラクしてって感じ?
反論すると逆切れするのでほっときましたけど。
自分の娘だから考え方も同じだし、
居心地がいいのもわかりますけどね。
それに、娘が頻繁に出入りすることによって、
嫁との距離が一向に縮まらないのです。
そりゃ娘が可愛いのはわかるけど。
自分たちには頼りになる娘がいるからすごく強気。
何かあると、4人でスクラムがっちり組んで、
対抗してきます。
嫁としては男系に軍配!将来的には女系も良いことあるかも?
男系家族の嫁となった場合はラッキー!
小姑鬼の心配がありません。
女系家族の嫁は良いことないの?
悲観することなかれ。
私も50代になって良いことがありました。
それは舅姑の介護を積極的に小姑がやってくれていること。
舅は既に他界しましたが、
主な看護は姉たちがしました。
90代の姑はまだまだ自律していて
ひとり暮らしをしているので、介護という介護じゃありませんが、
通院やお買い物など、小姑ふたりがやってくれています。
私が全くしないのかというと、そうではないけれど、
正直、助かってます。
小回りが利く女性はこういう事にむいているのかもしれません。
どっちが良いって一概には言えないけれど、
置かれた状況で良いところを見出していくのが
同居嫁、長男嫁の生きる道なのかもしれません。