ご近所づきあいといっても、その地域によって密度の濃淡がは っきりしますよね。
私の住んでいる地区は農村地帯。 ご近所密度は濃いです!
ここ10年ぐらいで続々と畑が家に変わってはいますが、
新しく家を構えた住人のほとんどが地元出身者です。
つまりは、子供達が親の近くに家を構えるケースがとても多い 地域です。
だから、地域全体がお互いのことを良く知っている環境なんで す。
ここでいう地域とは、ひとつの小学校の区域とでもいえば解り やすいかな?
ご近所密度が濃いことが悪いというわけではないけれど、
困っ たことも多々あります。
例えばあいさつ。
嫁いだばかりの頃は、ご近所の方や、舅姑のおつきあいのある 方の顔を覚えられずにいまた。
だから、地域で会った人には、誰にでも挨拶したり言葉をかけ ていたんです。
でも、外出先だとわからないことってありました。
いつもと服装とか髪型で感じが違っていて、ピンとこなかった り、 すれ違っただけとか、
遠くにいる状況では、気づかないことも あったり。
それで、あいさつできなかったことがあったようなんです。
私からすれば不可抗力だと思うのですが、 「おたくの嫁は、あいさつもしなかった。」 と非難されたことがありました。
????なんですと? 信じられない!って感じでした。
そちらが気づいているなら、なぜ声をかけてくれなかったのか な?
気づいていながら遠めに観察して、非難するなんて! 陰湿というか卑怯というか。
その時はすごく落ち込んだ私でしたが、 今ではあんな風になりたくないな。と思います。
私が歳をとって同じような状況になったら、 明るく声をかけるか、そっと見守るくらいの広い心をもった ご近所さんになりたいなって思います。
「地域性」で書いていることと真逆ですが、できるだけ良いところにフォーカスして
暮らしていきたいものですね。