
同居する時って、最初にイロイロな事を決めますよね?
でも実際に守られることは少ないでしょう。
同居してすぐに疑問を持ったことは、
(その1)
私は同居する時に「農業は手伝わない」って言う条件を提示しました。
これは私が結婚後もフルタイムで仕事を続けるということでしたので、舅姑もOKしました。
結婚後も仕事を続けることを了解した理由は、家が古かったので、みんなで働いて家を建てようと、いうことでした。
でも、いざ同居してみると、この約束は全く守られませんでした。
農繁期はもちろん農閑期も、舅姑がやつあたりや嫌味の嵐。
私から、結婚したときの約束を確認してみたところ、
約束はしたけど、「ふつう休日は手伝うもでしょ?」。と言われて愕然としてしまいました。
またそれをネタにして夜は酒乱状態。
小姑も毎日のように手伝いに(親の顔を見に?)やってきますしね。
結局、やらなければならない状態になってしまいました。
(その2)
小姑たちが毎日のように実家に帰ってくるので、
私もたまには実家に行きたいと申し出ました。
これもその時はOK、でも実際は嫌味やいやがらせをしました。
小姑はほぼ毎日で毎週お泊り。私は働いてたので、月に2.3回数時間程度。
思い切ってお泊りすると、夜に電話で罵倒されたりしたこともあります。
約束がちがう!娘を持つ身なんだから、私の気持ちも理解してくれてもいいのに!
結婚後すぐに、こう思いました。
しかし、この考えは甘かった。舅姑からすると娘と嫁は全く別世界。
娘は毎日でも顔を出してもらいたいけど、嫁は実家へは簡単には返さない!
ということを、露骨に言われました。
私なりに分かったことは
結婚前の「決め事」は「社交辞令」程度と考えたほうが良いということです。
それではなぜ最初から、NGを出さなかったのか?
それは、物分りの良い舅姑を演じたかったのか?
貴重な農家の嫁を確保したかったからか?
それでは、結婚前の「決め事」は決めないほうがいいのかな?
とも考えられますが、そうとも言い切れません。
今振り返ると、私が安易に「まあいいや。」とあきらめてしまったからかもしれません。
「決め事」いわゆる、自分がこれだけはゆずれないということは、
周りからの非難や攻撃をうまくかわしたり、自己主張しながら
継続してやり続ける強さと、信念を貫く事です。
結婚前の「決め事」を実行するのは、大きななエネルギーが必要!
と心得ておいたほうが
良いのかもしれません。